ここではそれらについてお伝えしていきます。
『鍼灸』を薦める理由
鍼灸は、手技でほぐすことのできない頑固なコリや深部の筋肉に効果的です。鍼や灸を行うことで血行改善による免疫機能の活性化を促し、自然治癒力を高めることが期待できます。
当院での鍼灸施術の特徴
コリのある部分に直接当てられるのは「鍼」
コリは身体の表面に近い部位だけにあるものではありません。深いところや別の筋肉に覆われたその先などの場合、そこへ的確に届かせることができるのは指による刺激(いわゆるマッサージ)ではなく鍼です。コリの具合に合わせて鍼や鍼を用いた手技を変えてコリをほぐします。
患部に直接刺すだけが華じゃない
コリ(患部)に直接刺す以外にも施術の方法はあります。今回困ってる症状があまりコリと関係がなかったり、特定の動作による痛みが発生しなかった場合、関係がないと思われる四肢に刺すこともあります。これは西洋医学的には脳への刺激として期待でき、東洋医学的には全身の流れを整える効果を作り出すためです。当院では安定的に効果を出すために「イオンパンピングコード」と呼ばれるコードを使用して施術します。
お灸は季節に関わらず行います
お灸は主に台座灸もしくは紙筒灸を使います。季節を問わず必要だと思った部位にお灸をします。このタイプのお灸は徐々に温まってきて、熱く感じたときに取り除きます。艾(もぐさ)を使用している灸であれば、ヨモギ由来のシネオールという成分によるリラックス効果も得られます。
施術の流れ
メールでお問い合わせください。
ご予約はメールで承っております。予約日時の調整のやりとりの後で「【予約確定】」とタイトルに記載したメールが届いた時に予約が確定します。
当院の施術の流れの説明をします
ご予約の日時にご来院いただき、最初に全体の施術の流れと料金の説明と想定される今後の流れをご説明させていただきます。お互いの了承が得られたら、次のステップに進みます。この時点で想像していた治療院と違う・何か違う・納得できないと思われた場合は、必ずこの時にご遠慮なくお申し出ください。
問診票にご記入いただきます
問診票にご記入いただきます。ご本人が些細な事だと思うことでも施術の重要なポイントとなることがありますので、なるべく詳しくご記入ください。
施術着にお着替えいただきます
当院で用意してある施術着にお着替えいただきます。ご自身で患者着をお持ちの場合はそちらをご着用いただいても大丈夫です。この間にご記入いただいた問診票を読み込みます。
医療面接と徒手検査をします
問診票を基に今回お困りの症状について詳しくお伺いしていきます。この時のやりとりを『医療面接』と言います。
また、特定の動きで痛む場合はその動きやこちらで指定した動きをゆっくり再現していただきます。これは『徒手検査』と言います。施術の前後で痛みの度合いを測るためのひとつの指標となります、指定した動きで痛みが確認できた場合は後ほど同じ動作をして施術効果を確認するので覚えておいていただきます。※徒手検査は省く場合もあります。
東洋医学的検査をします(脈・舌・腹)
ベッドに仰向けになっていただき、東洋医学的検査を行います。脈診は手首に指をあてて脈拍の強さ・速度などを確認します。舌診は舌を『べ~っ』と出していただいて舌の状態を確認します。腹診はお腹を出していただき、実際に触ってお腹の状態を確認します。
「施術」の説明をします(施術前説明)
問診票・医療面接(+徒手検査)・東洋医学的検査の結果から、どのような施術をするかを説明します。※実際の施術の最中で細かい部分で変更になる場合もあります。
鍼灸施術を行います
実際に鍼灸施術を行います。仰向けからうつ伏せの姿勢への変換や、鍼灸を安全に受けていただくためにあまり動かないようにお願いすることもあります。
施術後の徒手検査と説明(施術後)を行います
特に施術前に徒手検査で痛みの出た場合、その動きをもう一度ゆっくり再現していただきます。施術の効果の確認をします。※徒手検査をしなかった場合や痛みの出る動きを特定できなかった場合は省きます。また実際に施術した内容を説明します。
終了~次回まで
本日の施術はこれで終了です。お着替えいただいた後に、料金のお支払いをお願いします。帰ってから翌日くらいまでの間に施術の効果が感じられる場合もあるので、メールもしくは次回来院時に施術直後からの経過と現在の調子をお伺いします。